歯並びを良くする方法はある?自力で治すデメリット2点を解説-パート2-

歯並びを良くする方法はある?自力で治すデメリット2点を解説

歯並びを悪化させる原因や歯並びを自力で治すデメリットを解説した、この記事のパート1はこちら

これ以上歯並びを悪くさせないためには?

これ以上歯並びを悪くさせないためには?

歯並びについて真剣に悩んでいる人が、本当に考えなくてはならないことは、自力で歯並びを治す方法ではありません。

大切なのは、なるべく歯並びを悪くさせないための取り組みです。

もちろん、歯並びには遺伝要素がありますので、すべての要因を取り除くことは難しいでしょう。

しかし、普段の生活の中において、自分で取り組めることもたくさんあります。

ここからは、その方法について考えていきましょう。

歯並びを悪くする習慣を見直し、改善していくこと

歯並びが悪くなる原因の3割ほどは、遺伝的要素だと言われています。

つまり、生活習慣やお口周りの習癖を見直すことで改善できる要素も大いにあるということです。

例えば、頬杖をつく癖がある人は、まず頬杖をつかないように意識してみましょう。

頬杖をつかないようにと考えると、自然と姿勢も整ってきます。

また、寝る時にうつ伏せや横向きになってしまいがちな人は、仰向きで寝るようにしてみてください。

それから、鼻炎の症状がある人は治療を検討するのも大切です。

鼻づまりなどの症状を緩和することで、これまで口呼吸だったのが鼻呼吸に変わっていきます。

一つひとつの習慣は、とても些細なものです。

「こんなことが歯並びに影響を与えるの?」と思うようなことばかりかもしれませんう。

しかし、そういった小さな習慣の積み重ねが、お口や顎に負担をかけ続けていると考えたら、一度しっかり生活を見直すことも大切だと理解できるでしょう。?

お口周りの筋肉を鍛えることも、歯並びを改善させることにつながる

普段の習慣を見直すことと併せて、ぜひ取り組んでいきたいことがもう一つあります。

それは、お口周りの筋肉を鍛えるということです。

お口周りの筋肉は、使わないと次第に衰えていきます。

例えば現代人は柔らかい物を食べる機会が増えていますが、この食生活の変化も、歯並びに大きな影響を及ぼしていると言えるでしょう。

お口周りの筋肉トレーニングについて、一つ簡単な方法をお教えします。

用意していただくのは「糖分を含まないガム」です。

まずはガムを2つ、左右の奥歯を均等に使って噛んでみてください。

ガムが柔らかくなるまで、ゆっくり力を込めて噛みます。

この「均等に噛む」という行為が、顎やお口の筋肉に大きく作用するのです。

噛み終わったら、次は舌のトレーニングに移行しましょう。

柔らかくなったガムを、上顎部分に押し広げるように当ててみてください。

そしてガムを舌で押さえたまま、奥歯をしっかり噛んでください。

強く噛みしめる必要はありません。

 お口を閉じる時のように、優しく噛み合わせましょう。

この動作を一日2回ほど行うだけでも舌の筋力が鍛えられ、舌を正しい位置に持ってくることができるようになります。

費用や通院の手間で矯正を諦めている方必見のマウスピース矯正

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最後に、習慣の見直しやお口周りのトレーニングに取り組みながら、もっとキレイな歯並びを目指したい!という人におすすめの方法を紹介します。

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大きな出費になるので、すぐに歯科医院で治療をすることが難しい…。

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【GlorySmile】は、歯科医院に通うことなくマウスピース矯正を行えるというサービスです。

そこだけ見ると「それってつまり、自力で歯並びを治す方法じゃないの?」と思われるでしょうが、そうではありません。

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また、歯科医師やラボチームによる無料カウンセリングを実施していたり、治療中もしっかりサポートしてくれたりと、安心の体制が整っています。

【GlorySmile】は歯科医院に通うよりも短期間かつ、コストを抑えた治療ができるという点で、若い世代を中心に今注目されているのです。

日常生活の中での改善、そして症例に合わせた矯正を検討しましょう

日常生活の中での改善、そして症例に合わせた矯正を検討しましょう

今回お話した内容について、まとめていきましょう。

まず、歯並びを整えるためには、お口全体の状態を把握して治療を進めることが大切です。

そのため、むやみに歯を押したり引っ張ったりすることは避けましょう。過度な負荷は歯を傷めたり噛み合わせを崩したりと、さまざまなデメリットにつながります。

ご自身で行える改善方法は、大きく2つ。

1つは、生活習慣の中で歯や顎に負担をかけている癖を改善すること。

2つ目は、顎やお口周りの筋肉を鍛えて、舌を正しい位置に持っていくことです。

「今の歯並びを改善したい!」という場合には、歯科医院できちんと検査を受けることが大切ですが、経済的な面や時間の都合など、なかなか受診が難しいということもあるでしょう。

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監修者情報

医療法人隆聖会 吉見歯科グループ 理事長 吉見洋志
・医療法人隆聖会理事長・総院長
・北海道大学病院 客員臨床教授
・セブ医科大学 客員教授(フィリピン)