審美歯科の治療は何をする?メリット・デメリットを解説

審美歯科の治療は何をする?メリット・デメリットを解説

歯を白く美しくしたいと思っていませんか? 歯が美しく見えれば、笑った時の表情が相手に好印象に映ります。自分自身も自信をもって笑顔を作れるでしょう。今よりも毎日が楽しく過ごせるかもしれません。

そこでおすすめの治療方法が審美歯科。歯を白くするホワイトニングだけではなく、歯ぐきを健康的な色にしたり、抜けた歯を補ったりしてくれます。加えて、治療期間も比較的短期間なので、特別なイベントにも間に合わせることが可能です。

今回は、審美歯科の治療とメリット・デメリットについて解説します。「審美歯科ってそもそも何?」「料金が高そうなイメージ」などといった方にも説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

審美歯科って何?

審美歯科は、歯、歯茎、噛み合わせの見た目を改善することに重点を置く歯科の一分野です。歯のホワイトニング、ベニア、インプラント、歯科矯正など、笑顔の見た目を良くするために行われるさまざまな処置が含まれます。

虫歯や歯周病治療などを改善する以外に、自尊心と自信を高め、美しく自然な笑顔をもたらしてくれるでしょう。

ただし、審美歯科の多くは自費での診療なので、クリニックによっては高額になるケースがあります。比較検討した上で、治療を行うのがおすすめです。

矯正歯科と何が違う?

矯正歯科と審美歯科は、同じ歯科の一分野ですが、その焦点は異なります。

歯科矯正は、歯並びが悪くなっている原因を根本から改善していくため、時間をかけて治療を行います。具体的には、早い方であれば数ヶ月ですが、2年〜3年ほどかかるケースも多いです。

また、歯列矯正やアライナーなどの矯正治療は、歯をまっすぐにし噛み合わせを改善するために使用されます。加えて、矯正治療の目的は歯と顎の全体的な機能と健康を改善し、より審美的に美しい笑顔を作ることです。

一方、審美歯科は、歯を削ったりセラミックといった被せ物をしたりするなど、見た目を重視しながら噛む機能を改善します。矯正歯科と比較すると治療期間は短く、早い方であれば1〜2ヶ月ほどです。

審美歯科の目的は、口元や表情などの審美面を改善し、美しさを追求していくことにあります。場合によっては、矯正歯科治療と審美歯科治療は重なり合い、機能的な改善と審美的な改善の両方を達成するために併用されるケースも。

QOL向上に審美歯科が貢献

審美歯科治療は、生活の質を向上させる傾向にあります。

健康で魅力的な笑顔は、自信と自尊心を高める可能性があるからです。歯の変色・破損・欠損・歯並びの悪さなど、さまざまな審美的な悩みを解決できれば、心身ともに満足できるはず。

しかし、審美歯科治療は、歯並びが悪くなっている原因を根本的に解決する方法ではありません。

あくまで、その人の自然な美しさと歯の健康を向上させ、QOLに貢献する方法としてとらえておくとよいでしょう。

審美歯科の治療内容

審美歯科の治療内容は以下の通りです。

審美歯科の治療内容
  • 歯を白くする
  • 歯並び・形をきれいにする
  • 歯ぐきをきれいにする
  • 抜けた歯を補う

歯を白くする

ホワイトニングは、変色や着色を除去または軽減し、歯の外観を改善する治療です。一般的な種類には、歯科医が漂白剤を歯に塗るオフィスでの治療と、患者が漂白ジェルを入れたカスタムフィットトレイを使用する自宅での治療などがあります。

また、ホワイトニングの効果は一生続くわけではありません。効果をできるだけ持続させるためには、定期検診や毎日のブラッシングなどが大切です。

人によっては施術後に「歯がしみる」といった副作用もあるので、事前に注意事項やアフターケアなどを担当医の方に聞いておきましょう。

歯並び・形をきれいにする

歯並びや形をきれいにする方法を下記の表にまとめました。

治療方法治療内容
ワイヤー矯正ブラケットと呼ばれる装置にワイヤーを通して、歯に力を加える。
マウスピース矯正クリアなマウスピースを装着することで歯を動かす。
セラミッククラウン人工の歯を被せて歯の審美面を改善する。
ラミネートベニア歯の表面を削り、歯と同じ色のセラミック板を貼り付けて、審美面を改善する。

「歯並びが悪くなっている原因を根本的に解決したいのか」「歯列を審美的に改善したいのか」で受ける治療方法が異なります。そのため、ご自身のニーズに合わせた選択が大切です。

また、矯正歯科は治療期間が比較的長期間であるため、無理なくクリニック・歯科医院に通えるかどうかも確認しておいてください。早い方でも数ヶ月ですが、一般的には1〜3年かかります。

一方、審美歯科であれば、矯正歯科ほど時間がかかりません。早ければ1〜2ヶ月程度で完了するので、仕事や家庭の事情で忙しい方にもおすすめです。

歯ぐきをきれいにする

歯ぐきをきれいにする方法としては「ガムピーリング」が適しています。

ガムピーリング は、歯ぐきを健康的なピンク色にする処置です。歯ぐきの黒ずみの除去ができるので、審美的な改善も期待できます。タバコのヤニや歯周病などによって、黒ずんでしまった歯茎にも効果的です。

レーザー・メス・電気外科などを使用して行われますが、簡単な手術で、施術時間も約30分ほど。

抜けた歯を補う

抜けた歯を補う場合は「インプラント」が効果的です。

インプラントは、外科的に顎の骨に埋め込む小さなチタン製の柱で、欠損した歯の根の役割を果たしてくれます。インプラントが顎の骨と結合した後、人工歯(通常クラウン)がインプラントに取り付けられ、欠損した歯の代わりとなるのです。

周囲の歯と顎の骨の健康と安定性が維持できるため、自然な見た目を実現することが可能。定期検診を行えば、半永続的にインプラント治療の効果は続くとされています。

審美歯科を受けるメリット・デメリット

施術を受ける前に「どういったメリット・デメリットがあるのか」を把握しておくとよいでしょう。ご自身が納得した上で治療を行えば、結果にギャップを抱きにくいはずです。

メリット

審美歯科で得られるメリットは下記の通り。

  • 前歯だけを白くしたい、整えたい時に短期間で対応
  • 口元が気になる、笑顔になれないなどのコンプレックスを解消
  • 噛み合わせが改善するので、消化機能がアップ

審美面が改善するのはもちろんですが、比較的短期間で行えます。そのため、ライフイベントや式典などにも合わせることが可能です。

デメリット

一方、デメリットは次の通りです。

  • 被せ物は一生ものではないので、やり直す場合がある
  • 健康な歯を削ることがある
  • 自由診療なので保険が適用されない

短期間で口元や見た目が改善されたとしても、維持するためには定期的に通院する必要があります。メンテナンスを怠ってしまうと、審美性が下がるもしくは戻ることも。毎日のブラッシングも大切です。

また、自由診療なので施術費用が高額になる場合があります。クリニックにもよりますが、ホワイトニングであれば1万〜5万円程度。セラミックであれば10万〜20万円程度と幅があります。

気軽に始めるならGlorySmileがおすすめ

「審美歯科の治療はどれがいいんだろう?」「結局、何から始めればいいの?」と思った方は、GlorySmileはいかがでしょうか。

おすすめの理由は、以下2点です。

GlorySmileがおすすめの理由
  • GlorySmileのホワイトニングキットは自宅で簡単スタート
  • 通院なしのマウスピース矯正

GlorySmile のホワイトニングキットは自宅で簡単スタート

自宅で簡単に始められるGlorySmileのホワイトニングキット。ジェルペンで歯に塗るだけなので、不慣れな方も簡単に扱えます。1回850円、16分で完了してしまうお手軽さなので、忙しい方にもおすすめです。

スペアジェルも販売しているため、無理なく自分のペースで継続ができます。

また、比較的歯にしみない・痛みが少ないので、違和感を感じにくいでしょう。

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通院なしのマウスピース矯正

もし、矯正治療も検討しているなら、GlorySmileのマウスピース矯正はいかがでしょうか。

初回診療・定期通院・検診もなく、ご自宅でセルフ矯正が行えます。万が一、自分一人で対応できるか不安でしたら、LINEサポートがあるので、お気軽にお尋ねください。

料金は9万8,000円〜19万8,000円(税込)のリーズナブルな価格帯。最初のお見積り時に、矯正治療終了後に行うリテーナー装置も含まれているので、追加料金はかかりません。予算感を把握できるため、無理なくお支払いができるのではないでしょうか。

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まとめ

美しさを重視した審美歯科ですが、永続性はないので、定期的なメンテナンス及び検診が大切です。一方、定期的なメンテナンスを怠らなければ、半永続的に美しい歯を手に入れることができます。

また、審美歯科といっても種類は豊富にあるので「どの治療が自分に合っているのか」を専門医・歯科医師へ相談するのがよいでしょう。

監修者情報

医療法人隆聖会 吉見歯科グループ 理事長 吉見洋志
・医療法人隆聖会理事長・総院長
・北海道大学病院 客員臨床教授
・セブ医科大学 客員教授(フィリピン)