歯並びを良くする方法はある?自力で治すデメリット2点を解説-パート1-

歯並びを良くする方法はある?自力で治すデメリット2点を解説

歯並びの治療と聞くと、どんなことをイメージするでしょうか。

「時間もお金もかかりそう…」

「ワイヤーが目立つからちょっと抵抗がある…」

「もっと簡単に治せたらいいのに…」

そんな風に考えて、なかなか治療に踏み切れない人も多いと思います。

中には「自分で治せないのかな??」と考える人もいるかもしれません。

しかし、治療を行うためには、そうなってしまった原因について知ることが重要です。

まずは矯正治療以外の方法で歯並びを改善できるのか、そして、歯並びが悪くなる原因についても併せて解説していきます。

ワイヤーなどを用いた矯正治療をせずに、歯並びは改善できるのか

ワイヤーなどを用いた矯正治療をせずに、歯並びは改善できるのか

歯並びが悪くてコンプレックスを抱えている人は多いかもしれません。

しかし、いざ治療について調べてみると、思った以上に費用も期間もかかる…。

それに、装置が目立つことに大きな抵抗感を覚える人もいるでしょう。

虫歯や歯周病の治療と比べると、矯正はコストも負担も大きな治療です。

「どうにかして自分で治せないものか…」

そんな風に思ってしまう気持ちも、分からなくはありません。

では、実際に「どうにかして自分で治す」ということができるのか、確認してみましょう。

成長期間を終えた歯を、自分の力で治療、改善することは難しい

歯は、ただ歯茎に乗っているわけではありません。硬い顎の骨にしっかりと埋まっています。

そのため、少し力を加えたくらいでは、歯を移動させることは難しいのです。

かといって、渾身の力を込めて歯を押したり引いたりすることは大変危険です。

顎の骨に埋まってしっかり生えている歯に突然大きな力をかけるということが、どれだけリスクのある行為であるかは、歯科知識のない人でもご理解いただけると思います。

費用や期間など、さまざまな理由でなかなか矯正治療に踏み切れない気持ちは分かります。

しかし、自力で歯並びをどうにかしようとするのは、正しい方法とは言えません。

なぜなら、適切な力加減も分からないのです。

もし歯を動かすことができたとしても、結果として正しい歯並びになるとは限りません。

適切な力を加えるには、矯正装置を用いた歯列矯正が必要

歯並びを整えるためには、適切な力を一定期間加え、時間をかけて少しずつ歯を動かすことが必要です。

歯列矯正で用いるワイヤーやマウスピースも、歯に大きな負担を与えないようにゆっくりと力をかけていくのです。

歯をどれくらい動かす必要があるかは、その人のお口の状態によって異なります。

「この状態ならワイヤー矯正」「これくらいならまずはマウスピース矯正」など、お口の状態に合わせて歯科医師が必要な治療を判断します。

歯並びが気になる人、噛み合わせを整えたい人は、まずは歯科医師に相談のうえ、適切な診断を受けることから始めてみてください。

「矯正治療は受けたいけど、費用の負担が大きい…」

そんなお悩みを抱えている人は【GlorySmile(グローリースマイル)】での治療を試してみるのもいいでしょう。

GlorySmileは、マウスピースの作製から治療まですべて自分で取り組むことができるサービスです。

従来のマウスピース矯正よりもコストを抑えて治療に臨めるため、なるべく費用をかけずに歯並びを治したい!と考えている若い世代を中心に注目を集めています。

使用するマウスピースは実際に歯科医院でも使われているものなので、品質の心配もありません。

受け口、叢生、上下前歯のズレ…歯並びを悪くしてしまう原因

受け口、叢生、上下前歯のズレ…歯並びを悪くしてしまう原因

次に、そもそもなぜ歯並びが悪くなってしまうのか、というお話です。

歯並びの乱れは、「遺伝的要因によるもの」と「生活習慣の中で起こるもの」

2つのパターンがあります。

例えば、顎の形や大きさが要因で叢生(歯がガタガタに生えている状態)になってしまっているケースは、遺伝の要素を含んでいます。

また、受け口など歯そのものだけではなく、顎の骨格やお顔のバランスが要因となるケースも、両親からの遺伝が考えられるでしょう。

しかし、ここで注目したいのは生活習慣による歯並びの悪化です。

遺伝を防ぐことはできませんが、生活習慣による歯並びの悪化は、その理由を知ることで防げるのです。

以下に3つのパターンを記載しますので、順番に見ていきましょう。

慢性鼻炎などが原因で口呼吸になっている

鼻が詰まっていると、人は口呼吸をするようになります。

口呼吸の状態は常にお口が開いているため、自然と舌の位置が下がります。

その結果、舌先が下の歯列の前歯を押してしまい、上の前歯とのバランスが次第に崩れてしまいます。

また、口呼吸はお口全体の衛生状態を悪化させるというリスクもあります。

お口の健康は、ひとつながりです。

ドライマウスや口臭、歯周病など、歯並びとは直接関連のなさそうなものでも、紐づけていくとすべてつながっているものです。

口呼吸はさまざまな面で健康リスクを高める可能性があるので、なるべく改善するようにしましょう。

歯に常に力が加わっている、筋肉が緊張している状態

例えば、頬杖をついたり、横向きで寝る習慣があったりすると、次第に歯や顎に負担がかかってきます。

人間の頭の重さは、5キロほどだと言われています。

横向きで寝ている状態は、その5キロが左右どちらかの歯にかかっていると考えてください。

その結果、負荷を受けた歯が前歯の方向に押し出していくことになります。

これでは左右のバランスが崩れますし、奥歯もダメージを受けます。

また、頬杖は顎を通じてお口全体に大きな力を与えます。

片方の顎に負担がかかる状態が続くと次第に噛み合わせが悪くなり、お顔の周りの変化にもつながってきます。

お顔周りの筋肉に不要な力がかかって緊張している状態が続くと、歯並びの悪化だけでなくさまざまな問題を引き起こしかねません。

まずは意識して頬杖をやめること、寝る時は仰向けを意識することから取り組んでみましょう。

歯ぎしり・歯のくいしばりで奥歯に負担がかかっている状態

自分では気づいていないというケースも多いですが、寝ている間に強い力で歯ぎしりや食いしばりをしている人がいます。

歯ぎしりや食いしばりは、奥歯に大きな負担をかけてしまいます。

それだけではなく、悪化すると顎にも影響が出てしまうため、早い段階で改善するようにしましょう。

就寝中だけではなく、日常的に強く噛みしめる癖があるという人も少なくありません。

これは、日常のストレスとも大きな関係があるのです。

なるべくストレスを溜めないことや、噛みしめる癖があるということを自覚して、噛みしめないように意識することだけでも改善の第一歩となります。

歯科医師に相談なく、自力で治そうとすると起こるデメリット

歯科医師に相談なく、自力で治そうとすると起こるデメリット

次は自力で歯並びを治すことのリスクについて解説します。。

初めのほうで「力加減も分からない状態で歯を押したり引いたりすることは危険」ということをお話しました。

歯がどのように生えているか、どういった理由で歯並びが悪くなっているのかを知れば、その行為がいかにリスクであるかをご理解いただけると思います。

では具体的に、どのようなデメリットがあるのかを順番に見ていきましょう。

歯並びを悪化させ、虫歯や歯周病のリスクを高めることに繋がる

歯並びを矯正するためには、歯をどれぐらい動かすのか、噛み合わせはどのように改善していく必要があるかなど、お口の状態をきちんと把握したうえで総合的な判断をする必要があります。

「前歯を後ろに下げたい」「歯と歯の隙間を狭くしたい」というだけでは、正しい歯並びを作ることはできません。

余計な力をかけてしまうことで、間違った方向へ歯が動いてしまうというリスクもあります。

そうすると、お口全体の環境も悪化し、虫歯や歯周病といった歯並び以外のトラブルを招くことにつながります。

放っておくと抜歯の危機も…歯にダメージが加わり寿命が短くなる

歯や顎の骨に過度な力を加えることは、頬杖や食いしばりと同じです。

負荷がかかった歯や顎は次第にバランスを崩し、より歯並びを悪化させることに繋がります。

また、治療の知識がないまま無理に歯を押したり引いたりすると、最悪の場合、歯が抜け落ちてしまうという大きなデメリットも考えられます。

歯が一本でも抜けた状態を放置すると、そこから全体の歯並びが乱れてきます。

もちろん歯を失うということは、歯並びだけの問題にとどまりません。

しっかりと噛めない、欠損箇所から汚れが溜まりやすくなるなど、たくさんの問題に発展していきます。

自力で歯並びを改善することは難しくても、これ以上悪くしないために、今すぐ自分で取り組めることをパート2で解説していきます。

パート2はこちら

監修者情報

医療法人隆聖会 吉見歯科グループ 理事長 吉見洋志
・医療法人隆聖会理事長・総院長
・北海道大学病院 客員臨床教授
・セブ医科大学 客員教授(フィリピン)